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バナーの遷移先として効果的なページの選び方

バナーと遷移先ページの“つながり”が効果を左右します。

バナー広告を利用する場合、任意のURLを設定できますが、ページ選び次第で効果が大きく異なります。

バナーでユーザーの目を引いても、クリック後に遷移するページが期待とずれていると、すぐに離脱されてしまうことがあります。
そのため、【ユーザーが期待する情報が載っているページにちゃんと着地できているか】が重要です。

バナーの訴求ごとに、推奨の遷移先ページを紹介します。

1.特定の商品を紹介するバナー

■バナーの内容例:

  • 1つの商品にフォーカスしている
  • モデルが1つの商品を着用しているビジュアルや、「この春のマストアイテム」などのキャッチコピーで、特定の商品を直接訴求しているバナー

■おすすめの遷移先:

該当商品の商品詳細ページ

■遷移先のポイント:

  • 1商品に対して、商品の画像が複数あり、利用シーンがイメージできる

  • サイズ・素材・価格などの基本情報がすぐにわかる

  • カートやお気に入り登録の導線がわかりやすく配置されている

商品にフォーカスしているバナーを利用しているため、ユーザーはその商品に興味を持ってサイトに訪れています。そのため、紹介している特定の商品についての基本情報がわかりやすい場所に記載されており、次のアクション(カートやお気に入り)がしやすいページに遷移させましょう。

 

2.季節やテーマに沿った特集バナー

■バナーの内容例:

「春の通勤服特集」「雨の日コーデ特集」など、特定の季節やシーンを切り口にした商品グループを紹介するバナー

■おすすめの遷移先:

該当テーマの商品をまとめた特集ページ

■遷移先のポイント:

  • テーマに沿った商品が一覧で並んでおり、比較・検討しやすい構成になっている

  • 着用イメージやスタイリング提案があり、活用シーンが伝わる

  • 期間限定のキャンペーン(まとめ買い割引、送料無料など)の情報があれば訴求力が高まる

  • 商品一覧の導線に加えて、人気順・新着順などの並び替え機能があるとユーザビリティ向上につながる

テーマや季節感に惹かれて訪れたユーザーには、その切り口で商品をまとめて見られるページが適しています。関連商品が一覧で見やすく、コーディネート例やテーマの魅力が伝わる構成にすることで、購入意欲につながりやすくなります。

 

3.カテゴリやジャンル全体を紹介するバナー

■バナーの内容例:

「人気のバッグ再入荷」や「シューズランキング公開中」など、特定カテゴリの商品を一斉に訴求するバナー

■おすすめの遷移先:

カテゴリ一覧ページまたはカテゴリのランキングページ

■遷移先のポイント:

  • 商品が並んでいて、比較しやすくなっている

  • 絞り込みや並び替え機能があり、探しやすい

  • 人気商品や新着商品が目立つように配置されている

「バッグ一覧」や「シューズランキング」など、広めのカテゴリに興味を持って訪れたユーザーには、商品を比較・選びやすいページが効果的です。商品数が多くても探しやすい設計や絞り込み機能が整っていると、スムーズに検討・購入へ進めます。

 

4.キャンペーンやセールを訴求するバナー

■バナーの内容例:

「今だけ30%OFF」「期間限定セール開催中」など、価格の割引や期間の限定性を打ち出しているバナー

■おすすめの遷移先:

割引対象商品を一覧で掲載したセール専用ページ

■遷移先のポイント:

  • 割引後の価格やセール期間などが視認性高く表示されている

  • 通常価格との比較があり、割引のメリットが伝わりやすい

  • 対象商品に絞られており、ユーザーが迷わず商品を選べる構成になっている

  • 「今だけ」「あと○日」などのタイムセール要素があるとさらに効果的です

割引やポイントなどの特典に引かれて訪れたユーザーは、「どんな商品が対象か」「いつまでなのか」をすぐに知りたがります。セールやキャンペーンの内容がわかりやすく、対象商品をすぐに確認できるページに遷移させましょう。

 

5.新作や再入荷アイテムを訴求するバナー

■バナーの内容例:

「新作入荷」「再入荷アイテムをチェック」など、最新商品を知らせるバナー

■おすすめの遷移先:

  • 新着商品や再入荷アイテムをまとめたページ
  • セール・キャンペーン・新作入荷など、複数の情報をトップで展開しているときは、トップページ

■遷移先のポイント:

  • 新作・再入荷の商品が時系列やカテゴリで整理されている

  • 更新日や入荷日が明記されており、新しさが伝わる構成

  • 人気の理由やレビューなど、購入を後押しする情報があると効果的です

  • お気に入り登録や再入荷通知など、今すぐ購入しないユーザーへの導線も有効です

新作や再入荷情報に関心のあるユーザーは、「今しか買えないもの」「前に逃したアイテム」に注目しています。新着商品がわかりやすく並び、入荷状況や在庫の有無がすぐにわかるページにすることで、購入の後押しができます。

 

6.ブランドや世界観を訴求するバナー

■バナーの内容例:
ブランドロゴやショップの世界観を伝えるビジュアル、複数ジャンルの商品が混在したコラージュ、もしくは「公式オンラインストアはこちら」などの訴求を用いたバナー

■おすすめの遷移先:
ECサイトのトップページ

■遷移先のポイント:

  • ブランドの雰囲気や世界観が第一印象で伝わるデザインやビジュアルになっている

  • カテゴリ別の入口や、特集・人気商品・新着などの動線が整備されている

  • 複数の情報にスムーズにアクセスできる設計になっており、ユーザーが目的を見つけやすい

  • 初めての来訪者でも迷わず興味のある情報にたどり着けるページ構成になっている


ブランドの世界観や全体のラインナップを紹介したい場合は、ECサイトのトップページへの誘導が有効です。初見ユーザーは漠然と興味を持って訪れることが多いため、ページ上で視線を誘導できるバナー配置やカテゴリ導線が重要になります。「どこを見ればいいか」がすぐにわかるページ設計を心がけましょう。

 

7.ギフト・シーン別の提案を訴求するバナー

■バナーの内容例:
「母の日ギフト特集」「引越し祝いにおすすめ」など、用途・贈る相手に合わせて提案しているバナー

■おすすめの遷移先:
ギフト・用途別に構成された特集ページ

■遷移先のポイント:

  • 目的(例:母の日、内祝いなど)に応じた商品がまとまっている

  • ギフト包装の有無・のし対応・配送日時指定などの情報がわかりやすい

  • 「予算で探す」「カテゴリで探す」などのナビゲーションがあるとスムーズ

  • 感謝メッセージ例やおすすめの組み合わせ提案があると購入率UP

「ギフトを探したい」「贈り物に悩んでいる」といったユーザーには、用途別に商品を整理し、選びやすくなっているページが有効です。ラッピング対応や相手に合わせたおすすめ提案があると、検討から購入までスムーズに進めます。