ABテストについて
Web広告の成果を最大化する、A/Bテストの基礎と実践ガイドを記載します。
Web広告を運用する中で「どのような画像を利用すると売れるんだろう?」「キャッチコピーは割引推し?それとも品質推し?」と悩んだ経験はありませんか?
広告の成果(クリック数や購入数)を確実に伸ばすために、プロのマーケターが必ず行っているのが「ABテスト」です。このページでは、初心者の方でも今日から実践できるABテストの基本と、具体的な進め方を解説いたします。
【アウトライン】
・ABテストとは?
・なぜABテストを実施すべきなのか?
・ABテストを行う対象について
・ABテストの鉄則と進め方
|ABテストとは?
ABテストとは、「Aパターン」と「Bパターン」の2つ以上の広告を作成し、実際にユーザーに配信を行うことで「どちらがより高い広告成果が出るか」を競わせる検証方法です。
たとえば、まったく同じターゲットユーザーに対して、以下の2つのバナー広告を同時に配信します。(広告を作成いただくことで、テストは自動で行われます)
【画像によるABテスト例】
・ パターンA: 商品だけが大きく写っている画像
・ パターンB: モデル(人物)が商品を実際に使っている画像
一定期間配信した後にデータを比較し、「パターンBの方が購入率が高かった!」と分かれば、以降はパターンBに予算を集中させることで、無駄なく売上を伸ばすことができます。
|なぜABテストを実施すべきなのか?
広告費を1円も無駄にしないために、ABテストは重要です。その理由は以下の3つです。
① 担当者の「勘」への依存をなくすため
「絶対におしゃれなAの画像の反応が良いはず!」と自信満々で配信しても、実際には「文字が目立つBの画像の反応の方が良かった…」ということは多々あります。主観ではなく、「実際のユーザーデータ」を基に判断できるようになります。
② 広告の費用対効果(ROAS)を改善し続けるため
勝ちパターンを見つけて少しずつ改善を繰り返すことで、1件あたりの獲得単価(CPA)が下がり、同じ広告費でもより多くの商品を販売できる可能性が高まります。
③ ストアの顧客心理を深く理解するため
「うちの客層は、送料無料よりも割引率に惹かれるんだな」といった顧客のリアルな好みが浮き彫りになり、今後のショップ改善にも活かすことができます。
|ABテストを行う対象について
まずは、最も成果に直結しやすい「画像/動画」「キャッチコピー」のいずれかをテストするのがおすすめです。
【画像(ビジュアル)のテスト例】
・「商品単体の写真」 vs 「人が使っている着用写真」
・「背景が白のシンプルな画像」 vs 「背景がカラフルで目立つ画像」
【キャッチコピーのテスト例】
・「期間限定20%OFF!」 vs 「今なら送料無料!」
・「自分へのご褒美に」 vs 「大切な人への贈り物に」
【リンク先(遷移先URL)のテスト例】
・ショップの「トップページ」に飛ばす vs 「商品の詳細ページ」に直接飛ばす
| ABテストの鉄則と進め方
ABテストを成功させるためには、正しい手順と守るべきルールがあります。以下のステップで進めましょう。
ステップ1:仮説を立てる
ただ "なんとなく" 2つ作るのではなく、「こうすればもっとクリックされるのではないか?」という仮説を立てます。(例:「スマホで見る人が多いから、文字を1.5倍大きくした画像の方がクリックされるはずでは?」「人物1人の画像より家族団らんの画像の方が反応が良いのでは?」等)
ステップ2:変更点は「1つだけ」にする
画像も変えて、キャッチコピーも変えて…と同時に複数の要素を変更しないようにしましょう。
もし成果が出ても「画像が良かったのか、文章が良かったのか…」良かった理由が分からないためです。テストする際は、どちらか1箇所だけにするのが鉄則です。
ステップ3:十分なデータが貯まるまで待つ
数回のクリックや、たった数日の配信で「Aパターンの勝ち!」と判断するのは危険です。
たまたまその日の運が良かっただけという可能性があります。最低でも1〜2週間、あるいは各広告に数百回(300~500回等※)のクリックが集まるまでは、じっと我慢してデータを蓄積してください。
※明確な基準はありません。配信状況により異なります。
ステップ4:結果を振り返り、次のテストへ繋げる
勝った方のパターン(勝者)を残し、今度はそれに勝つための新しいパターン(C)を作って再びテストします。これを繰り返すことで、広告の精度はどんどん磨かれていきます。
お取り扱い商品の勝ちパターンを見つけましょう!
※ 具体的なキャッチコピーの作成のについては、こちらをご覧ください。