【Meta】画像/キャッチコピー作成のコツ
Meta(Facebook/Instagram)のカタログ広告では、ユーザーの興味を「瞬間的」に引きつけるコピーが重要です。また、その作成方法や運用方法にはいくつかのポイントがあります。
以下のポイントを押さえることで、クリック率(CTR)や獲得率(CVR)の向上が期待できます。
◎ キャッチコピーを工夫する。(カタログ広告/ビジュアル広告)
❶ 商品特徴が直感的に伝わる一言を入れる。
カタログ広告は表示面積が限られているため、ショップ取り扱い商品の "何が良いのか"
ユーザーにとってのメリットが一瞬で伝わるワードを入れることが重要です。
(例)
・「軽量で持ち運びやすい」
・「長時間履いても疲れにくい」
・「一点ものの希少アイテム」
❷ 数字を使って具体性を出す。
数字は視認性が高く、説得力もあるため、注意を引くことができます。
(例)
・「最大30%OFF」
・「累計5万個突破」
・「わずか300gで」
❸ ユーザーの悩みを代弁する訴求を入れる。
ユーザーが感じやすい課題に触れることで、共感を得ることができ、注意を引くことができます。
(例)
・「収納に困らないサイズ」
・「暑い季節でもムレにくい」
❹ セール情報・限定性などの行動を促す短いフレーズを入れる。
期間限定・数量限定などの最後に一押しの「促し」を入れると効果的です。
(例)
・「今すぐチェック!」
・「数量限定のためお早めに!」
・「本日限定セール!」
・「残りわずか!」「なくなり次第終了!」x
◎ スマホでの見やすさを意識する。(カタログ広告/ビジュアル広告)
ユーザーの大半はスマートフォンで閲覧します。
長い文章は瞬時に読みづらくなるため、基本的には25〜35文字程度を目安にはじめましょう。
※ BtoB商材・高級感や機能性が売りになる商品などは、長めのテキストが有効な場合もあります。複数パターンの1つとして検証してみてください。
◎ 複数パターンを作成してテストを行う。(カタログ広告/ビジュアル広告)
たった数文字の違い、表現の違いで成果が大きく変わることがあります。
3〜5パターンのテキストを配信して効果検証(ABテスト)することを推奨します。
おすすめのテキスト数はこちらをご覧ください。
(例)
・安い→「リーズナブルに」「お手頃に」「最大〇%OFFで」
・高級ブランド→「上質な」「洗練された」「プレミアな」
・数量限定 → 「今だけ」「残りわずか」「希少入荷」
・簡単 → 「手間いらずで」「すぐ使える」「ワンタッチで」
・高性能 → 「パワフルな」「プロ仕様の」「長持ちする」
・人気 → 「今話題の」「トレンドの」「注目の」
・安全 → 「信頼できる」「安心品質」「確かな実績」
また、ABテストを行う際には、「訴求」を意識するとさらに有効です。どの訴求が最も効果的かは商品やターゲットによって異なります。複数のパターンの訴求で広告を作成し、ABテストで検証することが重要です。
※キャッチコピーにおける訴求とは、ユーザーに伝えたい価値やメリットを明確に示すことを指します。
(例)
・価格訴求 → 「今だけ〇%OFF」「〇以上で送料無料」
・品質訴求→ 「上質素材で長く使える」
・機能性訴求→「〇〇構造で安心の」「耐久性抜群の」
・デザイン訴求 → 「スタイルを整える美シルエット」
・権威訴求→「〇〇が監修した」「〇〇も認める」
・利便性訴求→「〇分で簡単セット」「持ち運びできて、どこでも使える」「お手軽に」
・安心/安全訴求→「無添加」「おこさまにも」「国内製造の」
・体験訴求→「暮らしがもっと快適に」「仕事終わりの癒し時間に」
・希少性/限定性訴求→「数量限定」「在庫わずか」「期間限定〇〇」「先着〇名の」
・社会性訴求→「エコ素材を使用した」「サステナブルな」「環境にやさしい」
・共感性訴求→「愛され続ける定番アイテム」「子どもを持つママの声から生まれた」
◎ 画像やURLとの整合性を取る。(ビジュアル広告)
キャッチコピー・画像・URL(広告の遷移先)の内容が一致していないと、ユーザーの疑念や迷いに繋がり、広告の品質が下がる可能性があります。品質が下がると、広告のパフォーマンス低下に繋がり、クリック単価は上昇する傾向にあります。
悪い例)ギフト用の画像を使用。TOPページがリンク先のため、どこにギフト商品があるかわからない。
良い例)セールの画像を使用して、「20%OFFセール実施中」のキャッチコピーを設定。リンク先は20%セールの商品が一覧になっているページを使用。